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人類に施された遺伝子操作.1

人間の遺伝子に何らかの手が加えられたという主張、記録、伝承はいくつかある。ここで紹介するのは二人の主張で、一人はゼカリア・シッチン、もう一人はビリー・マイヤーだ。他にも、例えばニューエイジの作家たちの主張があるが、あまり信用できるものではない。というのもアモラ・クァン・イン、バーバラ・ハンド・クロウ、バーバラ・マーシニアックといった人たちの著作を見れば、彼らの考えの基本となっているものが殆ど東洋の古い思想から借りてきたものであり、また他の著名な人たちの考えの焼き直しであり、それらにおいしい言葉をたくさん散りばめて、ちゃっかり自分たちの独自の考えであるがごとく装って主張しているからだ。しかも彼らの書物の中にはしばしば事実と違うことや間違ったデータなどが出てくる。そういう訳で彼らの説は取り上げないことにする。

さてシッチンとマイヤーだが、私はべつに彼らの信奉者というわけではない。しかし先にも言ったように彼らの主張の中にいくつかの穿(うが)った考えがあることを認めている。

まずはゼカリア・シッチンの主張から見ていこう。彼はメソポタミア地方から発掘されたシュメールの粘土板文字を読み解いて、ニビルという星とその星に住むアヌンナキという知的生命体が地球に干渉してきたと言っている。ニビルとはシュメール語で『交差する星』という意味で、彗星のように太陽系の遙か彼方から3600年周期でやって来るという。

池谷・張彗星(いけや・チョウすいせい)が約366年の周期を持ち、現在発見されている彗星の中では最長のものだと言われているので、3600年周期というのは長すぎる感じがする。しかし池谷・張彗星が発見されたのが今世紀の2002年であることを考えれば、長周期の彗星は廻って来なければ分からないという傾向がある。またニビルが彗星ではなく、太陽と対をなす連星だとすれば、その周期が長いのも頷ける。ただ連星は同時に生まれた太陽が互いの周りを回るというのが特徴なので、太陽系の内部にまで深く入り込むと言われるニビルは、連星としては問題があるかも知れない。しかし天文学という学問が次々と常識を覆すことによって発展してきたことを考えれば、3600年周期というのも全くあり得ない話ではないと思う。

シッチンによれば、ニビル星人アヌンナキはおよそ30万年前、アヌンナキと猿人の遺伝子を掛け合わせて人類を創造したという。これにはニビルでの深刻な事情がからんでいた。およそ45万年前、ニビルでは生物種の絶滅が進み、その原因が大気の宇宙空間への拡散であることが判明した。そして黄金の粒子で星を覆えば大気の拡散が防げることが分かった。

その当時ニビルでは政変があり、ニビル王アラルと王の側近であったアヌによる内戦が勃発し、アヌがアラルを倒して王座に就いた。アヌはアラルを地球に流刑にしたが、そこでアラルは地球に潤沢な黄金があることを発見した。新王アヌはこの功績を評価し、アラル一族に対する懐柔策という考えもあって、アラルを赦免した。

人類に施された遺伝子操作この発見により、星を覆うシールドを造るための黄金採掘プロジェクトが組まれ、アヌの長男である側室の子エンキと、二男である正妻の子エンリルが順次地球に派遣された。最初はエンキが一団を率いてやって来て海水から黄金を抽出する方法で採取していた(約44万5000年前)。しかしこれでは効率が悪かったため、アフリカに金鉱を探し当てて、そこから黄金を採掘することにした(約41万6000年前)。このため多くの労働者が必要となり、エンキはニビル人の増派をアヌに要請した。アヌはこれを了承し、エンリルと共に移住者を率いて地球にやって来た(但し後にアヌ自身はニビルに帰還する)。アヌは二人の息子の争いを防ぐ意味で、総司令官を決めるためにくじを引かせた。そしてエンリルが地球総司令官となった(約41万2000年前)。とはいえエンキとエンリルは王位継承問題も絡んでいたため、しばしば地上で壮絶な戦いを展開した。神々の戦いとして神話や伝承に残されているのは、この二大勢力の地球での戦いを事実として伝えたものだという。

エンリルはメソポタミアに七つの都市を建設し、首都をエリドウとし、ニップルに航空管制塔を置いた。一方エンキはくじで負けたため、アフリカのアブズにある採掘場の司令官に左遷された。やがて、アブズ→メソポタミア→地球軌道上の宇宙ステーション→ニビルを結ぶ黄金輸送網が整備された(約41万年前)。その後38万年前から30万年前にかけて、前王アラルの孫がエンキに加担して暴動を起こしたり、エンリルの末子アダドがこの鎮圧にあたったりと、エンキ派とエンリル派の間で覇権争いが続いた。

そして約30万年前、金抗アブズにおいて、過酷な労働に不満を抱いた下級アヌンナキが大規模な暴動を起こした。最終的に暴動は鎮圧され、エンリルは反乱者全員の死刑をアヌに要求する。しかしエンキは暴動の原因が金抗の重労働にあるとして、知能を持った奴隷労働者の創造を提案した。アヌはエンキの提案を受け入れ、奴隷としての知的生命体、すなわち人間を創造することを決定した。

こうして先に言ったように、地球の猿人とアヌンナキの遺伝子を混ぜ合わせてホモサピエンスが創り出された。しかし当初、人間がエンキ側に付くことを懸念したエンリルは、人間に生殖能力を与えることを禁じた。このためアヌンナキの女性を母体とする人工授精によって人間を製造した。しかし各地で奴隷の不足が問題になると、エンキはこうした非能率的な方法を止め、エンリルに無断で再び遺伝子操作を行なって人間に生殖能力を与えた。
*日本の記紀神話には、伊耶那岐尊(イザナギノミコト)と伊耶那美尊(イザナミノミコト)が交わったら、最初に蛭子(ひるこ)が生まれた。これは葦の船に乗せられて流された。次に淡島(あわしま)を産んだが、これも子供の数には入れない、と書かれている。また先代旧事本紀には『まず淡路州(あわじしま)を生み快からざる』と書かれてある。私にはアヌンナキが人間を遺伝子操作によって造る際、幾度も失敗したことが伝えられ、それが日本神話に残されたのではないかと思われる。蛭子は明らかに最初に生まれた奇形児であり、淡路島のアワジはもともと『ああ、われはずかし』であり、この言葉に漢字「嗚、吾恥」を当てはめ、これを再び『あわじ』と読み直したものと思われる。実際先代旧事本紀には吾恥(われはず)と書かれてある。これはさしずめ、人工授精をしていた時代にアヌンナキの女性が吐いた言葉ではないだろうか。

生殖能力を得たことで人間はその数を増やしたが、ヴェルム氷期に入ると(約20万年前)環境が厳しくなり、人口が激減して人類は退化を余儀なくされた。エンキはこの間様々な人類救済策を提案したが、ことごとくエンリルに却下された。

やがて気候が温暖化し(約10万年前)、人類の人口が増加すると、地球に帰化したアヌンナキと人間との雑婚が始まった。
*この事実は旧約聖書にその名残をとどめている。創世記第6章に『地のおもてに人が増え始め、娘たちが生まれたとき、神の子らは人の娘たちが美しいのを見て、自分の好む者を妻に娶った』とある。これは異様な記述だ。聖書で言うエホバが全知全能の神であるなら、そもそも子供たちがいるのはおかしいし、まして神々が人間の娘を娶るなど、どう考えても理屈に合わない。シッチンが説明するように、人間にとっては神に見えたアヌンナキが人間の娘たちをてごめにした、というのが穿(うが)った見方ではないだろうか。

7万5000年ほど前、再び地球の寒冷化が進んだが、このころ北アフリカから西アジアおよびヨーロッパにかけてネアンデルタール人が現れた。彼らは猿人から自然に進化した種であり、およそ3万年前まで生存していたので、この間現生人類(ホモ・サピエンス)と共存していたことになる。
*ネアンデルタール人が現生人類(ホモ・サピエンス)と同時代に生きていたのは近年の考古学も認めつつある。このことはきわめて重要な意味を持つ。何故なら私が今回テーマとしている何か『変』だという疑問の答えがここにあると思われるからだ。もし我々が異星人(アヌンナキ)によって創られたのではなく、ネアンデルタール人のように自然の摂理によって進化してきた種の子孫なら、現在人類が持っている多くの矛盾を引きずってこなくてもよかったのではないかと思われるからだ。もしネアンデルタール人が今も生き延びていたら、そして我々と共存していたら、いったい地球上の知的生命体はどんな道を歩んでいただろうか。だがネアンデルタール人は絶滅してしまった。ホモ・サピエンスがネアンデルタール人を滅ぼした可能性は十分考えられるが、学問的には彼らが何故どのように姿を消したかは分かっていない。

アヌンナキと、彼らが創った奴隷(の娘たち)との間に生まれたいわば『半神半人』はその数を増していった(約4万9000年前)。
*これも聖書に名残を留めている『そのころ、またその後にも、地にネピリムがいた。これは神の子たちが人の娘たちのところにはいって、娘たちに産ませたものである。彼らは昔の勇士であり、有名な者たちであった』(創世記第6章)

しかしもともと奴隷創造に反対だったエンリルは、人間が増えることにも半神半人が増えることにも不快感を持っていた。そしてついにその両方を絶滅させる決意をした。
*『わたしが創造した人間を地からぬぐい去ろう。人も獣も、這うものも、空の鳥までも。わたしはこれらを造ったことを悔いる』(創世記第6章)
この記述を見る限り、ニビルが遺伝子操作したのは人間だけではなかったのが分かる。

このころ彼らの惑星ニビルが太陽系に入り、地球に接近していた。調査によりニビルの引力によって地球の極地方の氷冠が崩れ、巨大な津波が発生することが判明した(約1万3000年前)。エンリルはこれを利用しようと考えた。

一方、自らを人類の創造主と考えるエンキは密かにツィウスードラ(ノア)に命じて潜水艦を造らせ、そこにあらゆる生物の種(DNA)を集めさせた。地上にいたアヌンナキはラクブ・イラニ(神々の戦車)に乗って宇宙空間に脱出した。そして大洪水が訪れた。

予測通り南極の氷冠が崩壊し、巨大な氷の塊が南極海になだれ込んだ。大地は未曾有の津波に襲われ、アヌンナキの築いた都市も人間の生息地も飲み込まれ、海は汚泥と化し、生物種の殆どが絶滅した。

洪水の後アヌンナキは『神々の戦車』で地上のアララト山に戻り、ツィウスードラ(ノア)も潜水艦をアララト山の頂上付近に接岸させた。再びアヌンナキは都市を築き(約1万2500年前)、エンキとエンリルの覇権争いも再び繰り広げられることとなった。

*ウィキペディアによる古代メソポタミアの神話に出てくる神々の解説を紹介しよう。
アヌンナキ:シュメールおよびアッカド神話に関係する神々の集団
アヌ:アヌンナキ最高評議会の長、偉大なる空の神、ウルク(メソポタミアの古代都市)の守護神
エンリル:ニップル(メソポタミアの古代都市)の守護神、アヌの後継者
エンキ:エリドゥ(メソポタミアの古代都市)の守護神、人間を創って神々の労働を肩代わりさせた
マルドゥク:古代バビロニアで信仰された神、首都バビロンの守護神、バビロニア人だけでなくアッシリア人も信仰した
イナンナ:シュメール神話の金星の女神、ウルクの守護神、アッカドではイシュタルと呼ばれた
ネルガル:バビロニアの神、バビロンの北西に位置した都市クターの神、旧約聖書・列王記にネルガルはクターの神であるという言及がある

*これらの解説は神話学など、れっきとした学問によっている。ちなみにイナンナは後にアフロデイテイーやヴィーナスとなって伝えられた。

これ以降、覇権争いはエンリルの子ニヌルタと、エンキの子マルドゥクに引き継がれてゆく。これにエンリルの孫娘であるイナンナが加わり、核攻撃などを含む壮絶な戦いが展開されてゆく。ここに核攻撃に関する記述を、聖書とシュメールの粘土板との両方から取って併記しよう。

*「主は硫黄と火とを、主の所すなわち天からソドムとゴモラの上に降らせて、これらの町と、すべての低地と、その町々のすべての住民と、その地にはえている物を、ことごとく滅ぼされた」(創世記第19章の記述)

*「ネルガル(エンリルの子ニヌルタの同盟者)は主の道を歩み、次々に都市を滅ぼした。山々は飢餓が支配し、飢餓は動物を滅ぼした。ネルガルは溝を掘り、全体を二つに分割した。海に棲むワニさえも滅ぼされた。火をもって動物を焼きつくし、すべての植物を灰に変えた。」(シュメール粘土板の記述)

人類に施された遺伝子操作以上、メソポタミアからシナイ半島においてアヌンナキが地球にどうかかわってきたかを見てきた。重要な点を挙げれば、アヌンナキが地上で覇権争いを行なってきたこと、人類を遺伝子操作によって奴隷として創造したこと、核戦争を行なっていたことなどだ。

核攻撃を思わせる記述や間接的な証拠は世界中のあちこちにある。仏典の『月蔵経』には広島の原爆投下の様子を述べたのではないかと思われるほどよく似た記述がある。アメリカのネバダ砂漠からはテクタイトが見つかっている。テクタイトとは超高温に熱せられた岩石や砂が急速に冷やされた時にできるものだ。これは死海やシナイ半島でも見つかっているので、ゼカリア・シッチンのいうアヌンナキの核攻撃を裏付けるものかも知れない。古代インドの『マハーバーラタ』にも空中戦と核攻撃を思わせる場面が描かれている。

私の考えを言えば、学校で教えている進化論や古代史などは真っ赤な嘘だろうということだ。学校教育は一本の坂道を登るように、人類は着実な進化を遂げてき現在に至っていると教えているが、それでは何ら私が『変』だと感じることへの答えにはならない。実際はあちこちからやって来た異星人が人類に関与し続け、しかも人類は進歩と退歩を何度も繰り返し、幾度も絶滅の淵に立たされてきたのではないだろうか。

人類の出自の真実は、正統主流と言われる進化論によって完璧なきまでに封印され、知り得ない遠い過去のことどもの一つとして謎のベールをかけられているように思う。そしてこの禁断の封印を解こうとする者は、個人的にも社会的にも多くの中傷、罵倒、脅迫を受けるように仕組まれている。もし人類が奴隷として創られたなどということが公になったとしたら、いったいどのように人々はその事実を受け止めるだろう。少なくともアフリカから売られていった黒人奴隷とその子孫たちのように、彼らが何代にもわたって味わってきた屈辱を、今度は輪をかけたかたちで人類全体が味わうことになるに違いない。


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