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地球の現状

この40年あまり、人々の異星人に対する認識は大きく変わった。UFOを『空飛ぶ円盤』と呼んでいた時代には、多くの人々の関心はもっぱら空飛ぶ円盤が存在するかどうかに向けられていた。しかし今ではUFOに関する数々の写真が雑誌に載り、数々のビデオがテレビで放映され、しかも多くの人々による同時目撃や異星人との会見情報も現れている。さらに異星人からメッセージを受け取ったという人が何人も名乗り出るに至り、その内容を記した本も出版されて、もはやUFOが存在するかどうかなど過去の問題となった感がある。現在人々の関心は異星人がどこから来ているのか、何の目的で来ているのか、彼らの母星での文明文化はどんなものなのか、といったことに移っているように思われる。

もちろん中には未だに異星人などいるわけがないと言い張る頭の固い現状維持型の人もいる。特に物理学を聞きかじった人の中には、地球外生命がいたとしても光速を超えて地球へ来ることなどあり得ないと、知ったかぶりの理屈をこねまわす人もいる。

私の思うところを言えば、この激しく変わりつつ時代にあって、しかも人類が破滅の瀬戸際に立たされている現状を見れば、もはやそうした人々にかまっている暇はないというのが正直な気持ちだ。異星人が人類に何を訴え、どういう警告を発し、あるいはどう人間を操ろうとしているのか。こうしたことを見極めるのが緊急の課題であり、今こそ様々な情報を冷静に精査しなければならない時期だと思う。

そういう訳なので、この項では地球外知的生命を認めない人たちに反論したり啓蒙したりという無駄な労力は費やさないことにする。まずは様々な異星人が存在するという前提に立ち、それらを比較検討することによって我々地球人はどのような特徴を持っているのか、どのような良い面と悪い面を持っているのかなどを見極め、地球が破局に向かいつつある今、我々が何をしなければならないかについてのヒントに繋げたいと思う。

まずは地球の現状から見ていくことにしよう。

地球の現状現在では世界中に無数のチャネラー(意識を異次元や異星人の波動に合わせ通信できると言っている人)がいて、その中にはもうすぐ次元上昇(アセンション)が起こり、争いも戦争もなくなり、世の中が愛に満ち、何もかもうまくゆく世の中がやって来る、というような話を振りまいている人たちがいる。特にアメリカで、ヒッピーの運動が廃れた後に新しい啓蒙運動を行なったニュー・エイジの人たちがこういう考えを広めている。

この考えに影響を受けた人たちの多くは、ヨガでいうチャクラさえ開けば何もかも解るようになり、アセンションもできて自分は救われると思っているようだ。そのため彼らは真摯に学ぶ努力をせず、ひたすらチャクラを開くために高いお金を払ってチャネラーやヒーラーのもとに通っている。そして自分たちの考えを批判する人には怒りを顕わにし、さらに博識な人に対しては、学問など間違いだらけで否定されるべきものだ、という傲慢な態度で応じる。

このような態度は一つの主義主張や宗教にかぶれた頑迷な人々によく見られるものだ。その心理メカニズムを紐解くと、彼らの心の底にある劣等感のようなものと、そこからくる焦燥や不安が、決して否定されることのない、決して他の意見を受け付けない、揺るぎのない一つの狂信へと走らせるのだと言えるだろう。したがってニュー・エイジ運動は一種の宗教運動と見ることができる。

実際チャネラーの主張を比較すると互いに矛盾するところがあり、全てのチャネラーが正しい情報を受け取っているわけではないのが分かる。アセンションがそう簡単に自分の身に起こるわけでもないだろうし、新しく訪れる時代が何もかもうまくいく世の中だというのも怪しげな情報だと思う。私はチャネラー自身の精神波動の良し悪し、高低、正邪によって受け取る情報は変わるのだと思う。『a href="http://mitsuno-y.com/file/category/cat19.php">人類の進化と異星人の関与』の項でも言ったが、この宇宙に全知全能の神などいないのだから、やって来る情報が全て絶対で正しいなどということはあり得ないだろうと思う。

アセンションについてもう少し言えば、それがどういう形で起きるのかは誰にもわかっていないと思うし、実際異星から来たメッセンジャーの多くも、はっきりしたことは分からないと言っている。と同時にこの次元上昇の際に生き残るのはわずかな人間だとも言っている。これは現在の人間の精神状態を見れば頷かざるを得ない事実だと思う。

自分は間違っていないのだから選ばれるはずだというのは、多くの宗教信者が尊大な奢りから出す安直な結論で、ニューエイジの人たちも心の態度において彼らと変わらないと思う。やがて訪れる新しい時代は悩みもなく、愛に満ち、何もかもがうまくいくという、何千年もの間天国という言葉によって信者を取り込んできた宗教の傲慢さとも通じるだろう。かつて天国を描写する美辞麗句に心酔した人々と同じように、現在アセンションに心酔している人たちの多くも、それ以上のことに考えが及ばないのではないだろうか。歴史が示しているのは、多くの人が宗教を信じて聖職者や教会や寺院にお布施を続けたにも拘らず、結局世の中は良くならなかったという事実だ。このことをそうした人たちはきちんと認識しているのだろうか。再び同じようにチャネラーやヒーラーにお金を巻き上げられているだけではないのだろうか。

もう一つ付け加えれば、もし一回のアセンションで何もかも解決されるなら、それ以降は何の変化も進化も起こらなくなるはずだ。私の考えでは宇宙の本質は変化と多様化にあるはずなので、このような考えは何か変だと思う。メッセンジャーの中には、四次元五次元でも他の勢力とのせめぎ合いがあり、彼ら自身も更なる進化のために努力しなければならないと言っている者もいる。西洋の童話のようにヒロインが王子様と結婚して、めでたしめでたしで終わるのとは訳が違うと思う。次元上昇の後に更なる進化の道があるのは宇宙の性質から考えて当然ではないだろうか。

目の前にあるものを信じるのは誰にとっても楽なことだ。何故なら信じることによって不安から逃れられ、それ以上迷うことも悩むこともなくなるからだ。しかし真実を知りたいと思うなら、そしてそのために迷うことを厭(いと)わないなら、甘くおいしい言葉に飛び付き、骨抜きにされる事だけは避けなければならないだろう。

さて世の中にはニュー・エイジの人たちとは違って、もっと公平に情報を見つめ慎重に対処しようとする人たちもいる。彼らは決して怠惰な道を選ばず、自分で勉強し、調べもし、行動に移して、自分が得た情報が本当に正しいものなのか確かめようとしている。このような人たちは簡単に夢物語を信じたりせず、危機感をもってこれから迎えようとする未曾有の艱難にどう対処すべきかを考えている。

私もこうした人たちに倣い、これまで地球を訪れ、またはメッセージを送ってきた異星人たちがどういう性向を持ち、どういう考えや文化を持っているのかを調べ、彼らの警告や予言がどの程度信頼に値するものか精査しなければならないと思っている。そのためにはまず異星人をいくつかの基準で分類し、彼らと彼らが持つ技術や文化を比較検討しなければならない。そういうわけで、以下にいくつかの項目に分けてこれらの点について見ていこう。


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