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異次元の異星人

これまで我々が異星人と呼んできたのはどんな形のものであれ、肉体を持った知的生命体のことを指していた。しかし今地球に集まって来ているのは(これには理由があるが)、我々が霊的世界と言っているところから来た者や半霊半物質の世界から来た者、少しだけ未来にずれた世界から来た者や遥かに高い次元から来た者など、様々な種類の異星人がいると言われている。肉体を持ち三次元空間に生きる異星人に対して、これらの生命体をここでは異次元の異星人と呼ぶことにする。

これまで出てきた異星人の中で明らかに三次元に住んでいると思われるのはウンモ星のユミットだ。オフィル星のアミもおそらく三次元に住んでいると思われる。プレアデイス=プレヤール人は一応三次元的肉体を持っているが、彼らの住む星は我々とは同じ次元ではない。日本語では昴(すばる)と呼ばれるプレアデイス星団は若い星雲で、現代天文学でもまだ生物が住める状態まで星々が進化していないと言われている。プレアデイス=プレヤール人の説明によると、彼らの住む世界は地球から420光年離れたプレアデイス星団ではなく、そこからさらに80光年隔たった異なった時空にあるという。

この異なった時空というのは我々には理解し難いが、彼らの説明では我々の世界より時間的空間的にほんの少しだけ未来にずれているのだという。その意味では彼らは異次元の異星人と言える。しかし彼らも肉体を持っていることには変わりはないので、別に超人でも神でもなく、我々と似たような生命体だと言えるだろう。

これらとは違って我々とは全く違う次元に生きる生命体もいるようだ。彼らは例えばシルバー・バーチのように我々の世界と次元の差が大きいため、直接的な接触ができず、そのためモーリス・バーバネルという霊媒を介してメッセージを送ってきているという。これは一般に言われる憑依ではないので、幽界や地上界をさまよっている低級霊の類ではない。いわゆる狐憑きや、また幽霊を見たりするのは、本人の低次の波動がそれと似た波動を持つ霊を呼び寄せた結果に過ぎないと言われている。しかし高次の霊が我々との接触を求める場合、彼らと同じような高い波動を持つ人間が見つからないため、比較的高い波動を持つ者を中継に選び、その霊的存在を通して一般の人々にメッセージを伝えるのだという。

『ひふみ神示』を伝えたヒツクノカミもこのような存在だと考えられる。この存在も相当高い次元にいるらしく、岡本天明という霊媒を通してメッセージを書かせている。日本では『ひふみ神示』のように記号や文字によって自動書記されたものを特に御筆先(おふでさき)と呼んでいるが、内容を読めばこれが単なる憑依によって書かれたものでないのが分かる。

しかし高度なことを伝えているようで、実はまやかしのメッセージも世の中には蔓延している。多くの人がのめり込むのは、そうしたものに愛や癒しや自由や次元上昇などと言った美味しい言葉が散りばめられているからだ。そういった教えや書物の中には、チャクラを開けば誰でも過去や未来が見えるようになり、どんな情報も得ることができるといった文言が出てきて、そのための瞑想やヨガや様々な具体的な方法も勧められている。したがってこういったものに心酔した人たちの多くは、他の本を読んで勉強したり、批判的な意見に耳を傾けたりしなくなり、宗教の信者と同じくドグマに陥ることが多い。

これらの言葉に「何か変」だと感じない人はそのままのめり込んでゆくが、逆に「何か変」だと感じる人は書かれてあることを具体的に調べたりなどして裏付けを取ろうとする。そして間違いや嘘に気付き、じきに卒業していく。一旦まやかしを見破れば、次々とおかしなことに気付くので、再び後戻りすることはない。

エハン・デラヴィ氏はニュー・エイジ思想についてこっぴどくこき下ろしているが、彼も一時は捉われ、その後とんでもない嘘に気付いたため、未だに怒りが収まらないのだろうと思う。ニュー・エイジ思想についてはビリー・マイヤーもその嘘を指摘している。彼は数人のニュー・エイジ思想の作家を名指して批判している。私もニュー・エイジ思想を読み漁ったが、間もなくおかしいと思うようになった。彼らの瞑想会なるものにも試しに一度出てみたが、まるで新興宗教の集会のようだった。

新興宗教にのめり込む人たちの共通した特徴は、とても純粋で世間知らずだということだと思う。統一教会の若い二人の女性信者と知り合ったことがあるが、二人とも馬鹿が付くほど真面目で、純粋と言えば純粋だが、どこか世間知らずで、何故「変」だと気付かないのか不思議に思ったものだった。オーム真理教もそうだが、一番狂っているのは教祖であって、大抵の信者は初めはごく普通の真面目な人なのだと思う。それが洗脳されるに従って徐々におかしなことを言い出したり行なったりするようになるようだ。

とはいえ信者たちにも落ち度はあると思う。それは絶対的な存在を求めていること、そして決して迷わなくなるような結論を求めていることだと思う。言い換えれば彼らは自分の中の不安と迷いを完全に抹殺したいのではないかと思う。したがってある時点では「変」だと思っても、人間にとって最も辛いものである不安と迷いから逃れられるならば、「変」なことも大した問題ではなくなってしまうのだろうと思う。

世間の人々は霊界や神界や宇宙人と通じ、メッセージをもらっている(あるいはもらっているように装っている)人を崇める傾向がある。『ひふみ神示』によれば、占い的な近未来のことなら、その辺を彷徨(さまよ)っている低級霊でも多少のことは分かるのだという。そしてそういった霊を信じ込めば最初は色々なことを教えてくれるが、いずれは裏切られるという。日本の諺にある「触らぬ神に祟りなし」とはそういったことを指しているのかも知れない。

昨今スピリチュアル系の本が大量に出版されているが、我々はそれらに慎重に接しなければならないと思う。スピリチュアルな世界は証拠の示しようがないので、読者の高度な判断が特に求められる。したがって同じ系統や同じ作者のものばかりを読むのではなく、様々な系統、様々な作家のものを読んで比較検討し、変だと感じたならそれを追求する努力を怠らないでほしいものだと思う。

異次元の異星人異次元の異星人たちは今、それぞれのやり方で我々に何かを伝えようとしている。私の感想を言えば、彼らの様々なメッセージ全体から感じることは、どんな形であれ間もなく地球が大変革を迎えるということだ。異星人自身も具体的にどう変わるのか決定的には分からないようだが、それが分からないからこそ、多くの異星人がその最後の瞬間を見定めようと集まって来ているのだと思う。

彼らのメッセージを読めば何らかの形で地球人を助けようと働きかけていように見えるが、中には必ずしもそうではなく、この混乱に乗じて低い次元に引きずり込もうと企んでいる異星人もいると思われる。それは彼らが長い間地球人を騙し、支配してきた体制が覆されるのを恐れているかららしい。そうであれば我々は尚更慎重に彼らのメッセージを読み解かねばならないだろう。


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