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出産と教育

地球人類は今、世界的な規模で混乱状態にある。環境破壊や気候温暖化だけではなく、資本主義経済体制が崩壊の危機にあり、効率一辺倒の社会が人間の心を病に追いやっている。そして民族問題や宗教的対立などが解決の見えない泥沼にある中で、核保有国が次第に増え、先進国では核兵器を凌ぐ新たな兵器が開発されている。

これら多くの問題の中で、人口の異常な増加は特筆に値する。殆どのメデイアは様々な混乱の現状を報道するだけで、その原因については触れようとしていない。プレアデイス=プレヤール人は人類の人口は犯罪的なまでに増えていると言っている。これをもし3分の1、あるいは10分の1に抑えることができれば、問題の多くは解決可能となるか消滅すると予測している。

環境破壊や種の絶滅は人口減少によって回復が可能となる。国境紛争や民族対立も人口が激減すれば大して深刻な問題ではなくなる。大気汚染や気候温暖化も然りだ。大半の問題は人口抑制によって深刻な状況から脱することができるだろう。だが世界中の殆どの政府は国威の維持・発展のためには人口の緩やかな増加は当然のことと考えている。言い換えれば、一般には人口増加は神が定めた自然の摂理のように見做されている。しかしそれは地球人に協力的な異星人から見ればとんでもない考え違いなのだという。

自然界の生き物を見れば分かるように生命体には必要な生活圏がある。いわゆるテリトリーだ。学者たちのおかしな説明のために誤解されることが多いが、生物はテリトリーを守るために戦うのではない。そうではなくて戦いを避けるためにテリトリーを主張するのだ。互いがテリトリーを守ることによって無駄な殺生を避けることができるからだ。当然のことながらテリトリーを持てないものはそこを去ることになる。そして他の場所でも持てなければ命を落とすだろう。しかしこれが数の増加と過密化を抑制しているのだ。

人類の場合、すでに今の人口で地球が全員を養えない状況にある。莫大な食料を生産するための土地とそのための膨大な水が不足しているだけでなく、過密化が様々な社会問題を引き起こし、さらには人間の精神も蝕んでいるからだ。にもかかわらずどこかの政府が産児制限の政策を打ち出したりすると、カトリック圏やヒンズー教圏では坊主がしゃしゃり出てきて、神に授かった命を人間が作為的に制限していいのかなどと、ピントの外れたことを言って圧力をかけたりする。

先にも言ったが、神などというものは悪意ある異星人が人間を支配するために自ら成りすましたものに過ぎない。彼らは混乱と絶望を人類に蔓延させようと意図していたふしがある。エホバが言った『産めよ、増えよ、地に満ちよ』などという言葉は、まさに現在の状況を想定していたと考えられる。この言葉は一見人類を祝福しているようにみえるが、実は地上に地獄を作り出そうと意図していた可能性がある。何故なら彼らは人間の負の感情をエネルギー源にしているため、こうした状況の創出が必要だったのだと思われるからだ。

人類そのものを滅ぼしかねない人口爆発をここまで放置してきたのには、単なる人類の愚かさによるだけではなく、このような陰の意図が働いていたことが十分考えられる。メデイアが次々起こる深刻な出来事を報道しながら、その原因について一切言及しないのは、人類を操ってきた者たちの意図がからんでいるからだと思われる。ここまで人口が増えてしまっては、人類に協力的な異星人ももはや手の施しようがないそうだ。従って近い将来何らかの処置が、自然の摂理によってもたらされるのは止むを得ないという。

出産と教育では進化した星の知的生命はどのような哲学を持ち、どのような方策を採ってきたのだろうか。ユミットの場合、結婚しようとするカップルはきわめて厳格な検査を受け、二人の結びつきが種全体の利益にかなうものかどうか判定してもらわなければならないのだという。そして許可が下りてはじめて結婚できるそうだ。カップルは地球の動物に見るような、恥じらいや想像性を全く伴わないセックスを行ない、子供を生む。子供は13歳になると親元を離れて特別な教育機関に行き、そこで生活することになるという。

ユミット自身が言っているこのような結婚制度を考えると、当然出産制限をしていると思われる。彼らは個人ではなく、常に種全体を重んじた行動を取るので、種そのものを滅ぼしかねない人口爆発など野放しにするはずがない。彼らの生活は総じて快適なものであり、そうした生活を維持するには、人口の維持と抑制はきっちり行なわれていると思われる。

こうした考えをもっと進めていくと、もはや性交渉によって子供を得るのではなく、人工的な培養によって得ている場合も考えられる。実際そのように言う他の異星人もいる。しかしこれは一般的な自然の摂理に反しているとも言えるので、我々には納得しかねる面がある。

プレアデイス=プレヤール人の社会では子供は14歳から16歳にかけて親元を離れ、同年代の子供が集まる小さなグループの中で教育されるという。ウンモ星のユミットと似てはいるが、ある意味ユミットよりも厳しいかもしれない。というのもプレアデイス=プレヤール人が成人に達するのは、すなわち肉体的に大人になるのは12歳だが、70歳まで結婚が認められていないからだ。彼らの寿命が1000歳くらいであることを考えれば、70歳は決して高齢とは言えない。しかし地球人類と同じような年齢で肉体的に大人になるにも拘らず、成人してから60年近くも結婚できないというのは厳しいと言わざるを得ない。もちろん彼らの社会には肉体的欲求を満たす性風俗の産業もなければ、婚外セックスも、さらには不倫も認められていないのだ。

さらに言えばプレアデイス=プレヤール人の社会では男女が付き合いを始めてから2年を越えなければ結婚が許されない。しかもその間、7日に一度だけ数時間会うことができるだけで、性行為は厳しく禁じられている。そして最終的な試験に合格しなければ性行為は許されないのだ。

このような異星の結婚制度を知ると、あらためて地球上の多くの国で行なわれている自由恋愛は一体何なのかと考えさせられる。彼等から見ると何の適性も相性も分からず結婚に至り、子供まで作る地球人がどれほど無謀に映ることだろう。しかも人類全体のことなど考えずに子供を生み、どのような教育が適正なのかも分からずにやみくもな子育てをする。親の多くは愛がどんなものか解っていないので溺愛し、かと思えば自分の我儘から突き放す。かの異星人から見たら、危うくて見ていられないといったところだろう。

プレアデイス=プレヤール人の世界では、一人の母親が生涯に産む子供の数は最高3人とするよう勧められているという。これには罰則があるわけではないが皆きちんと守っているという。だとすれば全ての母親が3人を生むわけではないだろうから、それによって人口が調整されるのだろう。

またプレアデイス=プレヤール人は、子供は自然の摂理に沿った通常の性行為によって作られるべきだと言っている。それはこの形態が創造の法則と掟に適っているからであり、人工的な繁殖は将来に危険をはらんでいるという。すなわち人工授精などの人為的な繁殖は必ず子孫に突然変異を潜在的に生み、やがて種の間に広がって、身体的および精神的病変を惹き起こすのだという。そして最終的には様々な抵抗力や正常な思考を喪失させ、頭脳的・身体的退化を招くと言っている。

以上見てきたように出産や教育にまつわる事柄に関しては、異星人と地球人では大きな差があるようだ。他との比較によって色々なことを考えさせられるが、人類を客観的に見つめるという意味では参考になると思う。

最後にもう一度プレアデイス=プレヤール人の言葉を繰り返せば、人口の爆発的増加が人類の様々な問題を生み出しているということだ。人類の人口は10万年以上前から紀元0年まで、2億人を超えることはなかった。西暦1000年になってやっと3億になり、1650年頃に5億になったと言われている。ところがその後爆発的に増え、わずか350年余りで13倍の66億を超えてしまった。これは恐るべき結果だと言わねばならない。公式の統計に乗らない数を足せば70億に達していると予測している人もいる。地球を乗用車に例えれば、5人乗りの車に50人を乗せているようなものだと言えるかも知れない。これでは地球も人間ももたない。

プレアデイス=プレヤール人は(ここでは取り上げないが)20項目以上にわたって人口減少により解決できる問題を提示している。彼らは即時の出産制限だけではなく、出産停止さえ提言している。だがそれももう15年も前の話だ。問題を投げ出すわけではないが、正直なところ手遅れの感がある。とはいえ何もしないよりは、最低でもこの事実を声を大にして伝える必要はあると思う。


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