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政治

政治については進化した星ではそれほど複雑ではない。多くの場合一つの政府がその星全体を治めているようだ。ただし地球で行なわれている統治とは大分違う。それは憲法や法律に類するものがないからだ。

イギリスでは不文法を基本としていて、いわゆる憲法や法律に相当するものがない。法律の代わりに機能しているのは慣習法やコモン・ローや判例集などだ。憲法的なものについては歴史上の『マグナカルタ』や『権利の章典』など、過去の遺産が今も有効で、これが日本などの憲法の役割を果たしている。この過去の遺産を『宇宙の創造の法則』や『無条件の愛』などに置き換えると、進化した星の状態が呑み込めるかも知れない。

宇宙の本質が何なのかを認識している生命体は細かな法律や憲法によって人を規制する必要はない。彼らは精神的に一定の進化を遂げているので、他者を故意に傷つけるようなことはなく、自分の利益のみを追求することもない。このように利他の精神を獲得しているため深刻な問題は起こらないらしい。もし困難に直面したとしても、この利他の精神によって協力して解決に当たれるのだそうだ。

三次元ではない異次元の金星から来て地球人として生きているオムネク・オネクは、かつての金星も地球のような悲惨な歴史を歩んでいたが、やがて精神的に進化して物質界に留まる必要がなくなったので次元上昇したと言っている。他の異星人も言っているが、一旦利他の精神を確立すると、世の中は様々な分野で一気に進歩するらしい。現在の地球でさえ、世界中の軍事費を全て有用な事柄に向ければ、飢餓やエネルギー問題や環境汚染など人類が抱える殆どの問題は解決できると言う学者もいる。

プレアデイス=プレヤール人も金星人オムネクも彼らの世界には貨幣がないと言っている。『ひふみ神示』にも半霊半物質の世界に次元上昇した暁には貨幣は無くなると書かれてある。私の考えを言えば、通貨はどうも支配のために生み出されたもののように思われる。このようなことを経済学者が誰一人発言しないのは不思議だと思う。軍事力や警察機構や暴力的な組織を直接持たなかった民族が他国民をを支配しようとする場合、それらの支配手段に代わってあらゆるものを収奪できる何かが必要となる。私はそれが通貨だったのではないかと思う。

この通貨を考え出した人々は物々交換が地域限定の小規模な経済活動であるのを見て、さらに大きな経済活動ができる金本位制による兌換紙幣を導入した。そのため当初は金(きん)が最大の価値を持つに至った。しかしさらに大きな経済規模で支配力を得るために、彼らは金(きん)に交換できる兌換紙幣から、金に交換できない不換紙幣へと転換させた。こうして印刷されたただの紙切れが支配のための強力な道具となった。人民はその紙切れを得るために支配者に操られ、休む暇も考える暇も与えられずこの紙切れを得るために一生を費やすことになった。現在はさらに形を変え、銀行通帳のただの数字や、電子マネーと呼ばれる世界を飛び交う電気的な数字によって世界は支配されている。大臣、首相、大統領といった人民の代表とされる人たちも通貨を握る陰の支配者の操り人形に過ぎなくなっている。

陰の支配者については幾人かの人によって指摘されているが、いまひとつ確証に欠けると思われるかもしれない。しかし現実から少し距離を置いて見れば納得のいく状況が浮かび上がって見えてくると思う。支配者はテレビやラジオや教育や様々なメデイアを使って目先のことしか目に入らないように大衆を操作していると思われる。多くの人はメデイアで流される商品や理想とされる生活スタイルに次々と食らいつき、何が幸せかもわからずそれらを追い求め、自分の行動を冷静に考えることもできなくなっているように思われる。人々の多くはそれらを得るために金(かね)の欲に囚われ、金のことしか考えられなくなって頭がおかしくなってしまっているように見受けられる。数年前、不正な株取引によって逮捕された実業家が『金を儲けて何が悪いんですか』とメデイアの前で居直ったことがあるが、これなどは現代の世相を如実に表わした言葉だと思う。

政治オムネク・オネクは金星で民衆が惑星規模の革命を起こした栄光の日のことを語っている。その日人々は通りに出て、全てのお金をばらまいて投げ捨て、あるいは焼却缶に入れて燃やしてしまったという。それによって支配者たちは支配の手段を失ってしまったのだという。

我々もお金や土地や家屋など、現在財産と見做されているものを捨て、必要なものを貰い必要なものを与えるような関係を構築できれば、一気に社会は変わると思う。もちろんそのためには都会を捨て、農業を中心とした生活形態に移行しなければならないだろう。最初は確かに大変な苦労を強いられると思うが、しかし分かち合う精神を獲得してゆけば苦労は報われるに違いない。これは単なる夢物語だろうか。私はそうは思わない。何故なら金星ではこれを実際に実現し、その暁に次元上昇を果たしたそうだからだ。ちなみにその時点でまだ自分の所有物にこだわっていた人たちは、大挙して地球へ移住したそうだ。『人類の進化と異星人の関与』のところでも話したように、地球は長い歴史の中で何度も流刑地として利用されてきたが、ここでもまた地球は流刑地のような役割を担わされたようだ。

ウンモ星では政府はただ一つだという。それが星全体の安定を保障しているらしい。プレアデイス=プレヤール人も同じことを言っているが、彼らの場合は同盟を結ぶ星々を統括する会議がその上に位置し、この会議のメンバーは精神的にさらに進化した賢者たちによって構成されているという。そして賢者たちが行なうのは常に提言であり、命令の形を取ることはないそうだ。それでも同盟関係にあるすべての星の人々は彼らの提言を受け入れるという。『ひふみ神示』にも新しい時代には世界は一つの政府によって治められると書かれている。

最後にオムネク・オネクの言葉を紹介しよう。金星人がまだ三次元にあった時、革命勢力は長い時間をかけて密かに仲間を選挙によって当選させ、徐々に政権の内部に入り込んでいった。そしてついに政権を取った時、彼らは政府と軍隊を解体した。革命を成功させた人々は金を捨て都会を離れて地方に移り住み、コロニーを作って自給自足の苦しい生活から再出発した。彼らは再び中央政府のようなものは作ろうとせず、勇気と信念を持ってその簡素な生活に耐え、そうした中で貪欲さや形あるものへの執着を消し去っていった。それによって最終的に次元上昇できたのだという。

さて果たして我々地球人はこのようなことを成し遂げられるだろうか。自らの意思によって平和的に政権を奪取し、物欲や執着を捨て去れるだろうか。もちろん出来る出来ないに拘らず我々はその努力をしなければならないだろうが、もしそれが成し遂げられなかったとしたら、忍耐の限界を超えた地球が自らの身を裂いて大変動を起こすのではないだろうか。そのぎりぎりのせめぎ合いが今進行しつつあると思う。そしてこの一大イベントを見定めようと、先ほども言ったように、様々な次元の色々な星から、多くの異星人が地球に集まって来ているのだろう。


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