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中世から近代へ.2

とはいえフリーメイソンの起源にはいくつか説がある。主なものを以下に挙げてみよう。

1、紀元前10世紀にソロモン(古代ユダヤの王)の神殿を建造する際の石工職人を起源とするというもの。これはフリーメイソンリー(フリーメイソンの本体の組織名)が自称するところだ。
2、ピラミッド建設の際の石工たちを起源とするというもの。
3、紀元後の1118年にフランスで結成されたテンプル騎士団を起源とするというもの。このテンプル騎士団は聖地エルサレムへ向かう巡礼者を保護する目的で結成されたと言われている。
4、紀元1360年のイギリスでウィンザー宮殿建造の際に関わった石工を起源とするというもの。

ここでは上のどの説が正しいかは問題としない。いずれにしろ重要な点は、ユダヤ人がこの組織のメンバーが持っていた通行証に目を付けたことにあるからだ。ユダヤ人は紀元前721年にアッシリアの征服によって虜囚となり(第一次バビロン捕囚)、その後一旦は故郷に戻ったものの、紀元前587年に再びペルシャによってバビロンの虜囚(第二次バビロン捕囚)となり、その後解放されたものの二度と自分たちの国を再建することはできなった。それ以降彼らは亡国の民となって各国に点在するようになった。このため同じ民族と交流するためには通行証が必要だった。

ユダヤ系の人々が数百年をかけて次々にフリーメイソンに加盟し、最終的にこの組織を乗っ取ったのという説は以上のような歴史的背景を根拠にしている。では世間で言われるように、フリーメイソンに所属するユダヤ人が影の支配者なのだろうか。これについて少し考えてみよう。

ユダヤ人は金融に長け、世界の経済を牛耳っていると言われている。これにはある程度根拠がある。イスラム教のコーランには働かずに利益を得てはならないということが書かれていて、古くから銀行預金から利子を得てはいけないと解釈されている。したがって現在も銀行はあるものの、預金者は預金から特に恩恵を受けることはない。しかしユダヤ教のモーゼ五書にはこうした記述がないため、ユダヤ人は早くから金融に手を染めていたと言われる。

ところでユダヤ人の歴史を見れば、それがいかに悲惨なものかが分かる。バビロン捕囚以来、約2500年にわたって各国からの追放と殺戮の憂き目にあってきた。時には家や財産を残して住む土地を追われ、時には民族が寄り集まって作った村で全員が虐殺されたりもした。この民族がよくぞ今まで生き残れたと思うほど、こうした迫害は何度も何度も繰り返されてきた。

このような国も持たず軍隊も持たない民族が、2500年という歴史の中で一体何を考えてきただろうか。思うに彼らは、金の力に頼る以外なかったに違いない。危険を承知で誰かにかくまってもらうにも、時には警察や軍人を買収して見逃してもらうにも―それも多少なりとも望みがあればの話だが―とにかく金を持つことが生き延びる可能性を少しでも大きくしてくれることを意味したに違いない。彼らが相当早くから金融業に手を染めていたと思われるのは、このような背景があるためだ。

中世から近代へ.2国家や軍隊を持たない民族の不安や恐怖は、我々日本人には想像もつかないだろう。しかも彼らは実際に殺戮や追放に数限りなく遭ってきている。そうした悲劇の記憶が2500年という時の中で彼らのDNAに書き込まれたと考えてもあながち間違えではないだろう。だとしたら彼らが一旦金融で莫大な金を手にした時、一体何をしようと思うに至っただろうか。

元々ユダヤ教には徹底した選民思想がある。彼らこそが唯一神に選ばれた特別な民族なのだという思想だ。世界の多くの神話にも大なり小なりそうした傾向はあるが、ユダヤ教の場合、彼らが聖典とする旧約聖書全般にわたってこうした考えに貫かれている。そのユダヤ人が虐げられた歴史を背負い、そして巨万の金を手にした時、当然人類に対する復讐的手段に思い至ったのではないだろうか。

しかしその復讐的手段は場当たり的に思いついたものではないだろう。悲劇の歴史の中で数百年、あるいは数千年をかけて練られたものに違いない。『ユダヤ議定書』なる文書が本物か偽物かは分からないが、そうした文書が出てくるにはそれなりの理由があったのだと思われる。

この『ユダヤ議定書』は正しくは『シオン賢者の議定書』という。これは今では西暦1900年前後にロシア帝国内務省警察部警備局が偽造したものとされている。しかしこれを本物として見る向きも少なくない。もし偽造されたものだとすれば、その目的はまたもやユダヤ人迫害で、実際ナチスがこれを利用して自国の民衆の不安を煽り、ホロコースト(大量殺戮)という悲劇を招くこととなった。そうであれば西ヨーロッパのみならず、ユダヤ人を多数抱えていたロシアや配下のポーランドなどでも、その偽造の目的は叶ったことになる。

この『ユダヤ議定書』にはユダヤ人がはるか昔から人類奴隷化の計画を進めており、もはやその準備は完全に整っていると記されている。彼らはすでに新聞、ラジオなどのマスメデイアを陰から支配し、各国の首相や大統領も彼らの操り人形に過ぎないとさえ言っている。また「自由、平等、四海同胞(博愛)」などという言葉も、彼らがユダヤ人以外の獣どもを騙し混乱させるために与えたもので、この餌にまんまと獣どもは喰らい付いてきたのだという。自由・平等などというものは一般の民衆がそれまで手にしたことのないものであり、獣どもの中の少しましな者でさえその矛盾を見破ることはできないのだそうだ。

確かに自由と平等については我々は改めて考えて見なければならない。よく考えれば自由と平等は両立しないものであり、また博愛などというものも実践できる人は千人に一人もいないだろうと思われるからだ。

『ユダヤ議定書』の言うところでは、彼らユダヤ人にとっては、彼ら以外の者は人間ではなく、ただの獣であり、この者どもに人間の姿を与えているのは、ユダヤ人が彼らを見て不快感を覚えないためだという。

また民主主義というものも、この獣どもを惑わすために作ったものであり、獣どもは人権や国家の独立などという幻想に喰らいついて喜んでいるに過ぎないという。彼らは民主主義が決して成功しないことが分かっているからこそ、獣どもを混乱に陥れるために与えたのであって、その理由は愚衆は自らの愚かさのゆえに、必ず賢明な者よりも馬鹿者を選ぶからだという。

以上のようなことは『ユダヤ議定書』の中に書かれてあることのほんの一部だ。これがロシア帝国によって偽造されたものかどうかは分からないが、それから100年以上経った今、そこに書かれていることはほぼ現実のものになっていることを我々は認めざるを得ない。

『ユダヤ議定書』には社会主義も資本主義も彼らが考え出したものだと書かれている。これが本当だとすれば、彼ら自身はこれら低次元の主義主張に染まってなどいないことになる。だとすればロシア革命であろうとフランス革命であろうと、またそれ以前のアメリカの独立戦争であろうと、彼らの操る巨大な陰の力が仕組んだものなのかもしれない。

あらゆる歴史の出来事がユダヤ人によって操られたものだというのは極論かもしれないが、しかしユダヤ人に限定しなければ、そうした存在が背後で人類の歴史を操っているというのはあり得ないことではない。その背後の存在をデービッド・アイクや中丸薫はレプタリアン(爬虫類人)だと言っている。そういうことを主張する人の中には、陰の支配者は現実のシステムどころか人間の精神も操っているという人もいる。

果たして最初に述べたようにこれら闇の支配者は三大悪神の化身なのだろうか。私は少しだけ違うように思う。初めにも言ったように、元々この地球のことを任されたのは龍族であり、国常立之尊(くにとこたちのみこと)も龍族に属するものと思う。しかし実は龍族には二派があり、最初は国常立之尊が地を支配していたのだが、同じ龍族の神たちが国常立之尊があまりに厳しいのに嫌気がさして、自分たちだけで地を支配しようと結束し、国常立之尊を丑寅(うしとら)の方角にある日本に閉じ込めてしまった。それ以降、この龍族が元の大神の意思に背いて自分たちだけで地を治めるようになり、人間のための人間の世ではなく、彼ら龍族のための人間の世を作り出した。それが数千年来のこの世の姿であり、今や彼らの思い通りの世界が完成しようとしているように見える。(ちなみに丑寅とは北東の意味であり、世界地図を見ると日本は広大なユーラシア大陸の北東に位置している。こうした意味の故か、『ひふみ神示』では国常立之尊のことを丑寅の金神―うしとらのこんじん―とも呼んでいる)

あるべき姿ではなくなったこの世界には、この龍族と手を組んだ闇の支配者が君臨していると思われる。その闇の支配者はどのような策をもってこれまで人間を支配してきたのだろうか。次にその辺を詳しく見てくことにしよう。


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