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概観と結論.3

最後に我々が未来像を描く手掛かりとして、オムネク・オネクの書いた『私はアセンションした惑星からきた―金星人オムネク・オネクのメッセージ』の内容を紹介しよう。

今我々が見ている金星は三次元の惑星だが、波動の高い次元にもう一つの金星があるという。そこでは想念が現実となるので、自分の欲する物は明確に思い描くことで実体化するという。例えば見た目は滑らかだが触ると毛の感触があり、座ると快い香りのする椅子を作ろうとする場合、細部に至るまで明確にその椅子をイメージすることによって物質化する。しかしきちんとイメージしなければ不完全なものができてしまうので多少の訓練は必要だそうだ。

また宇宙エネルギーを取り込めるので食べる必要はないという。しかし食を楽しむために食べたり飲んだりすることはあるという。当然食べ物もイメージするだけで出来上がる。しかし好きな人は素材だけをイメージして実体化させ、料理を楽しむこともできる。そのような世界に住んでいるのでお金は不要であり、労働も不要となる。また波動がそのまま伝わるので、本音と建前といった、本心を隠したり作為的にもの言ったりといったことは意味がなくなり、誰もそうしたことはしない。人々の日常の活動は地球で言う芸術に向けられ、家や庭や畑を美しく快適なものに造り上げ、また家具や置物や装飾品まで、見た目に美しく、使って心地よいものを生み出すことに精力が向けられ、また音楽を作曲して演奏したり、振付をして踊りを披露したりということが日常的に行なわれているという。

しかし金星は最初からそのような世界だったわけではない。実は昔の金星は今の地球と較べても、もっと悲惨な状態にあったのだという。

地球と同じく、以前の金星においてもお金が支配のために使われていた。皆洗脳されて奴隷のように働き、高度に管理されていたが、しかしある時、自分たちが置かれた立場にうんざりした人たちが密かに立ちあがった。それは全ての都市で同時に起こり始めた。彼らは自分たちの目的に忠実な、信頼できる人物を政府機関に潜入させるために熱心に活動を始めた。

多くの年月を掛けて、自分たちが擁立した候補者を選挙で当選させ、政界の上層部に食い込ませた。この地道な活動によって、やがて十分な人々が彼らの代表として政権を牛耳ることができるようになった。その時、人々は偉大な決断をした。記念すべきその日、政権を握ったこれら各都市の政治家たちは政府と軍隊を解体したのだ。またお金によって支配のシステムが構築されていたので、人々は持っているお金を通りに出て撒いて捨て、または缶に入れて燃やしてしまった。そして都会を捨て、衣類や食料、そして植えるための種を持って田舎へと大移動を始めた。

人々はそれまで富の象徴とされたお金、家、車、その他高価なものをすべて捨て、保証のない新しい生活に向かって歩き始めた。人々のこの偉大な勇気と決意と信念は目を見張るばかりだった、とオムネク・オネクは表現している。彼らは原始の生活を目指したわけではないが、最初の十年ほどは、ほぼ原始的な生活を強いられたという。しかしやがて自給自足が安定してくると、かつての高度なテクノロジーも使うようになった。そして次第にライフスタイルがかつてのように複雑化していき、ネガテイブな要素も増えていった。しかし人々はその時、再び自然と共に生きるシンプルな生活に戻す決意をした。テクノロジーはあくまでも自然を守り、人間に仕えるためのものとして用いる決意を新たにした。

このように、生涯お金のために奴隷のように働かされていた金星人は、今やお金のない、したがって搾取もない、国境も紛争もない、真に平和な生活を自給自足の中で実現した。そしてそうした生活を続けるうちに、人々の物や肉体に対する執着はどんどんなくなり、もっと希薄で繊細なアストラル界への移行の準備が整っていった。この変化は、地球で今言われているような、ある日突然のやってくる次元上昇といったものではなく、とてもゆっくりとした僅かなものだったので、何年もかけて徐々に進んでいったのだという。そして肉体とこの濃密な次元に対する執着を完全に捨て去った時、人々はこの世界と肉体の殻を脱ぎ捨てて、アストラル界への移行を成し遂げた。

しかし人々は当面は低い次元の姿や形を映したまま移行したので、別世界へ行った感じはしなかったという。ただ色合いや輝きは信じられないほど鮮やかになり、すべてのものが輝きを放つようになったという。

概観と結論.3一方、かつての支配者たちや物質に執着し続けた人たちはどうなったかというと、人々が自給自足の生活を求めて、大挙して都会を出て行ってしまったので、金持ちも権力者も搾取の対象がいなくなり、工場の経営者も従業員がいなくなったので操業できなくなってしまった。もはやお金を持っていても何も買うこともできず、人を支配することもできなくなり、ただの紙切れ、無用の長物となってしまった。中には都会で、かつてのように物に執着し便利さを追い求める生活を続けようとした人もいたが、インフラや社会のシステムそのものが機能しなくなっていたので、彼らの過去に対する郷愁は打ち砕かれた。そして都会は間もなく荒廃し、廃墟となった。

かつての支配者や特権階級の人々は金星にいてはもはや物欲を満たせなくなったため、地球に目を付け、まだ環境が不安定だという情報にもかかわらず、地球への移住を決意したという。こうして太古、彼らは宇宙船に乗って、新天地の地球へやって来たらしい。

オムネク・オネクの話を総合して考えると、金星からやって来たこれらの人々は白人種の祖先のようで、彼らが地球の闇の支配者となって、金星でしてきたことをこの地球でも行なうようになったようだ。彼らは数千年または数万年も前から計画を練っていて、再び失敗することのないよう周到に事を進めてきたように思われる。そしてその最終目標が『人間牧場』なのだろう。彼らは同じ轍を踏まないように、もっと巧妙に、地球人に『自分たちは自由だ』と思わせたまま奴隷に仕上げようとしているように思える。その最終ステージが今、目前に迫っている。

果たして我々は金星人のように物欲を捨て金欲を捨て執着を捨てて、このまやかしに満ちた世界に訣別することができるだろうか。我々は大きな勇気と決意をもって今決断しなければ、二度とこの洗脳から目覚めることは出来なくなるだろう。そうすれば永久に奴隷としての身分に甘んじなければならなくなる。それでもその方が楽でいいと考えるだろうか。原発事故が相次いでもなお原子力発電にしがみ付こうとする人々のように、我々は『お上』の言う「こっちの水は甘いぞ」という騙し文句を信じて牧場で飼われる方を選んでしまうだろうか。それともこのまやかしの安全神話を疑って、自力で道を模索し、新しい世界の創出を目指すだろうか。決断の時はすでに来ている。あなたはどちらに与(くみ)するだろうか。

<宇宙と人間の本質ー個別的事実の項 終わり>


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